Web系のエンジニアとして、フルリモートで3年働いています。
最初の半年は「通勤なし最高!」「自由な時間が増えた!」とテンションが上がっていました。でも1年を過ぎたあたりから、体の不調が積み重なってきたんです。
肩がバキバキ。腰が重い。目がショボショボ。夕方になるともう集中力ゼロ。「リモート最高」が「リモート、体きつい」に変わるまで、あっという間でした。
そこから試行錯誤して見つけた、エンジニアの健康管理術を共有します。
1年目の失敗:「集中しすぎ問題」
エンジニアの仕事は「ゾーンに入る」のが大事。コードを書いているとき、集中が途切れるのが嫌で、3〜4時間ぶっ通しでコーディングすることもザラでした。
でも4時間座りっぱなしで画面を見続けた後の体は悲惨。肩は石みたいに固まって、目はピントが合わない。腰は立ち上がるのにワンクッション必要な状態。
失敗の原因: 「集中」と「体のケア」を二者択一だと思っていたこと。
2年目の発見:ポモドーロ×体ケア
試してみたのが、ポモドーロテクニック(25分作業+5分休憩)の休憩を「体ケア」に充てる方法。
25分コーディング → 5分休憩のルーティン
| 休憩回数 | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 1回目 | 肩回し+首ストレッチ | 2分 |
| 2回目 | 立ち上がって足踏み+背伸び | 2分 |
| 3回目 | 目のリフレッシュ(窓の外を見る+目の周りマッサージ) | 2分 |
| 4回目(25分×4=100分後) | 歩いて水を汲みに行く+スクワット5回 | 5分 |
最初は「5分の休憩で集中が途切れないか?」が心配でした。でも実際は逆。休憩後のほうが頭がクリアになって、コードの質が上がった。バグも減りました。
発見: 5分の体ケアは集中力を「途切れさせる」のではなく「リセットしてくれる」。
3年目のルーティン:完成形
朝のルーティン(仕事開始前・10分)
- 窓を開けて外の空気を吸う(1分)
- 背伸び+体側ストレッチ(2分)
- スクワット15回+プランク20秒(3分)
- 散歩(近所を1ブロック)(4分)
朝に体を動かしておくと、午前中の集中力が段違い。「やるぞ」と気合を入れなくても、自然と手が動く状態になります。
日中のルーティン(ポモドーロ連動)
- 25分ごとに肩回し or 足踏み(2分)
- 100分ごとに立ち上がって軽い運動(5分)
- 昼食後に10分散歩
夕方のルーティン(仕事終了後・5分)
- 全身のストレッチ(3分)
- 深呼吸(1分)
- 明日のTODOを書いて仕事モードをOFF(1分)
夕方のストレッチは「仕事終了のスイッチ」。これをやると体が「もう仕事は終わり」と切り替わってくれます。
デスク環境の改善
| 改善 | 効果 |
|---|---|
| 外部モニター(27インチ)導入 | 首の前傾が解消、目の疲れ激減 |
| キーボードをフラットに | 手首の負担が減った |
| エルゴノミクスチェア | 腰のだるさが半減 |
| フットレスト | 足のむくみが軽減 |
| デスクライト | 目の疲れがさらに減った |
全部で5〜6万円の投資でしたが、1日8時間以上座る場所への投資としては安いと感じています。
3年目の体の状態
| 項目 | 1年目 | 3年目(現在) |
|---|---|---|
| 肩こり | 常時。マッサージ月2回 | 夕方に軽く感じる程度 |
| 腰 | 週末にはだるい | ほぼ気にならない |
| 目の疲れ | ショボショボ。目薬必須 | 夕方に少し感じる程度 |
| 集中力 | 午後は壊滅 | 17時まで持つ |
| 睡眠 | 寝つきが悪い | 23時には自然に眠くなる |
| 体重 | +5kg | ±0に戻った |
劇的な変化ではないけれど、「毎日快適に仕事ができる」状態が維持できている。エンジニアにとって、これが一番大事なことだと思います。
エンジニア仲間に伝えたいこと
体のケアは「技術的負債の返済」と同じ
動かない体は、リファクタリングされないコードと同じ。放置すると負債が溜まって、ある日急にパフォーマンスが落ちる。定期的なメンテナンスが最もコスパがいい。
「5分」を甘く見るな
25分コーディングして5分体を動かす。この5分で生産性は落ちない。むしろ上がる。だまされたと思って1週間試してほしい。
仕組みで解決する
エンジニアなんだから、「意志力」に頼らず「仕組み」で解決しよう。タイマー、ルーティン、環境。体のケアもシステム設計と同じです。
まとめ
フルリモート3年で見つけた答えはシンプル。「25分に1回体を動かす」「朝と夕方にルーティンを組む」「デスク環境に投資する」。
この3つだけで、体の不調の8割は解消できました。コードの品質を保つように、体のメンテナンスも仕組み化していきましょう。
エクササイズカードのタイマー機能は、ポモドーロのリマインドにも使えます。エンジニアの「5分休憩」にぴったりのカードが揃っていますよ。
※ 本記事は個人の体験に基づくものであり、効果を保証するものではありません。体の不調が続く場合は専門家にご相談ください。










