日曜の夕方、スーパーの帰り道。買い物袋を持って駅の階段を上がったとき、息が切れた。以前は何ともなかったはずの階段が、やけにしんどい。
スマホの歩数計を見たら、平日の平均歩数が800歩。通勤していた頃の6,000歩から激減していました。テレワークを始めて半年。「体が変わっている」と気づいた最初の瞬間でした。
あれから3年。体の変化と向き合い、失敗して、試行錯誤して、ようやく「これでいけるな」という付き合い方が見えてきた。
最初の半年: 気づかないうちに体が変わっていた
テレワーク開始直後は毎日快適でした。満員電車から解放。朝ギリギリまで寝られます。通勤時間ゼロ。自由な時間が増えました。
でも半年後、階段で息が切れ、体重は3kg増えていました。食べすぎている自覚はなかったのに、消費カロリーが激減していました。
1年目: がんばりすぎて全部続かなかった
「まずい」と思ってジムに入会。月9,800円。最初の1ヶ月は週3回通った。2ヶ月目に週1回。3ヶ月目に行かなくなりました。年間約12万円をほぼ捨てた。
理由は明確。テレワークの生活リズムとジム通いが合わない。「わざわざ着替えて家を出る」ハードルが在宅勤務だと異常に高いんです。
次にYouTubeの15分ストレッチ動画。1週間で挫折。15分が長すぎた。
2年目: 「小さく、こまめに」が正解だった
試行錯誤の末に気づいたのは、「がんばる運動」ではなく「仕事の合間に体を動かす習慣」が大事だということ。
始めたのは「1時間に1回、2分だけ立ち上がってストレッチ」。たったこれだけ。
でもこの「小さな動き」を毎日積み重ねた結果、2ヶ月後に体の感覚が変わりました。夕方の肩こりが軽くなり、午後の集中力が伸び、脚のむくみが減りました。
ジムで週1回1時間よりも、毎日8回×2分の「こまめメンテ」のほうが、テレワーカーの体には合っていました。
3年目: 今のルーティン
- 朝: 5分のモーニングストレッチ(背伸び、首回し、もも上げ)
- 午前中: 1時間に1回、2分の立ち上がり
- 昼食後: 5分の全身ストレッチ
- 午後: 同じく1時間に1回のメンテ
- 仕事終わり: 3分の脱力ストレッチ
合計1日30分くらい体を動かしている計算になるが、「30分の運動」という感覚はまったくない。仕事のリズムに溶け込んでいるから「わざわざ感」がゼロ。
3年で学んだ3つのこと
テレワーカーの体ケアは「激しさ」より「頻度」
ジムで1時間がんばるよりデスクの前で2分×8回。強度より頻度。大きな努力より小さな習慣。
「やらない日」があっても問題ない
完璧を目指すと続かない。サボっても翌日始めればいいんです。「だいたい続ける」で十分です。
体は応えてくれる
週に数回でも動かし続けていると、少しずつ体が応えてきます。3年前の「階段で息切れする体」とは別物になりました。劇的ではなく、じわじわと。
テレワークをこれから始める人へ
テレワークは素晴らしい働き方。でも体のメンテだけは意識的にやらないと、半年後、1年後にツケが回ってくることがあります。
最初の一歩は「1時間に1回、立ち上がって背伸び」でいいんです。その小さな一歩が、3年後の体を変えてくれます。
エクササイズカードは、自分がたどり着いた「小さく、こまめに」の習慣を支えてくれるツール。1回5分、デスクの前で。テレワーカーの体との付き合い方の、最初の一歩にどうぞ。











