テレワークを始めて3年が経ちました。
正直に言うと、最初の1年は体のことをほとんど考えていませんでした。「通勤がなくなって楽になった」とだけ思っていて、体に起きている変化に気づいていなかったんです。
2年目に体からのサインが無視できなくなって、3年目の今、ようやく「体との付き合い方」が見えてきました。同じテレワーカーの方に、この3年間のリアルな経験をお伝えします。
最初の半年:気づかないうちに体が変わっていた
テレワーク開始直後は、毎日がとにかく快適でした。満員電車から解放された。朝ギリギリまで寝られる。お昼は自炊できる。通勤時間がゼロになった分、自由な時間が増えた。
でも半年経った頃、久しぶりに街に出たときに異変に気づきました。
駅の階段で息が切れる。
以前は何ともなかった駅の階段が、やけにしんどい。「あれ?」と思って考えてみると、この半年間、まともに歩いた記憶がない。1日の歩数はスマホで確認したら平均800歩。通勤していた頃の6,000歩から大幅に減っていました。
体重も3kg増えていました。特に食べすぎている自覚はなかったのに、消費カロリーが激減していたんですね。
1年目:がんばりすぎて続かなかった
「このままではまずい」と思って、ジムに入会しました。月9,800円。最初の1ヶ月は週3回通って、筋トレとランニングをやりました。
2ヶ月目、週1回に減りました。3ヶ月目、行かなくなりました。
理由は明確で、「テレワークの生活リズムとジム通いが合わなかった」。通勤していた頃は帰りにジムに寄れたのに、在宅だと「わざわざ着替えて家を出る」ハードルがものすごく高い。結局、年間約12万円をほぼ捨てた形になりました。
次にYouTubeのストレッチ動画を試しました。15分のルーティン動画を朝やる計画。1週間で挫折しました。15分が長すぎたんです。
2年目:「小さく、こまめに」がポイントだと気づく
試行錯誤の末に気づいたのは、「がんばる運動」ではなく「仕事の合間に体を動かす習慣」が大切だということ。
始めたのは「1時間に1回、2分だけ立ち上がってストレッチする」こと。たったこれだけ。
でもこの「小さな動き」を毎日積み重ねた結果、2ヶ月後には体の感覚が明らかに変わりました。夕方の肩こりが軽くなり、午後の集中力が上がり、脚のむくみが減りました。
ジムで週1回1時間がんばるよりも、毎日8回×2分の「こまめケア」のほうが、テレワーカーの体には合ってるんだと実感しました。
3年目:体の声を聞く生活
今の私の1日はこんな感じです。
- 朝: 5分のモーニングストレッチ(背伸び、首回し、もも上げ行進)
- 午前中: 1時間に1回、2分の立ち上がりケア
- 昼食後: 5分の全身ストレッチ
- 午後: 同じく1時間に1回のケア
- 仕事終わり: 3分の脱力ストレッチ
合計すると1日30分くらい体を動かしていることになりますが、「30分の運動」という感覚は全くありません。仕事のリズムの中に自然と組み込まれているので、「わざわざ感」がゼロなんです。
3年かけて学んだ3つのこと
1. テレワーカーの体ケアは「激しさ」より「頻度」
ジムで1時間がんばるより、デスクの前で2分×8回のほうが自分には合っていた。強度よりも頻度。大きな努力よりも小さな習慣。
2. 「やらない日」があっても大丈夫
完璧を目指すと続かない。体調が悪い日、忙しい日、やる気が出ない日。サボっても翌日また始めればいい。0か100かではなく、「だいたい続ける」が正解でした。
3. 体は応えてくれる
週に数回でも体を動かし続けていると、少しずつ体が応えてくれる感覚があります。3年前の「階段で息切れする体」と今の体は、別物です。劇的な変化ではなく、じわじわと、少しずつ。
テレワークをこれから始める人へ
テレワークは本当に素晴らしい働き方です。でも、体のケアだけは意識的にやらないと、半年後、1年後にじわじわとツケが回ってくることがあります。
最初の一歩は「1時間に1回立ち上がって背伸びする」だけでいいんです。その小さな一歩が、3年後の体を変えてくれます。
まとめ
テレワーク3年目の実感として伝えたいのは、「体との付き合い方」を見つけると、テレワーク生活の質が格段に上がるということ。
大げさな運動はいりません。小さく、こまめに、楽しく。それを「だいたい」続ける。
エクササイズカードは、私がたどり着いた「小さく、こまめに」の習慣を支えてくれるツールです。1回5分、デスクの前で。テレワーカーの体との付き合い方の、最初の一歩にどうぞ。
※ 本記事は個人の体験に基づくもので、効果を保証するものではありません。体の不調が続く場合は専門家にご相談ください。











