午後3時。画面を見つめたまま、無意識に首をぐりぐり回している自分に気づく。肩に鉄板が入ったような重さ。マッサージに行きたいけど、在宅だと腰が上がらない——テレワーカーなら覚えがありますよね。
肩こりの原因は、筋肉が同じ姿勢で固まり続けていること。オフィスなら会議室移動やランチで自然に肩を動かしていましたが、在宅勤務ではそのきっかけがありません。だからこそ意識的にケアを入れることが大切です。肩こりの解剖学的なメカニズムはこちらの記事で詳しく解説しているので、仕組みから理解したい方はそちらを先にどうぞ。
ここでは、デスクに座ったまま5分でできる実践メニューを紹介しますね。
5つの肩こりセルフケア(合計5分)
全部やっても5分。時間がなければ1つだけでいい。
1. 肩すくめ & ストン落とし(30秒)
両肩をグッと耳に近づけて3秒→ストンと一気に脱力。5回。力を入れるより「抜く」瞬間が大事です。僧帽筋上部のリリースになります。
2. 首横倒し(1分)
右手を頭の左側に軽く添え、右耳を右肩に近づけます。15秒キープ、左右入れ替え。引っ張りすぎず、心地よい範囲で止めてみてください。
3. 肩甲骨回し(1分)
両手を肩に置き、肘で大きな円を描きます。前5回、後ろ5回。なるべく大きくゆっくり。肩甲骨が背中の上をスライドする感覚がつかめると変化を感じやすいですよ。
4. 胸開きストレッチ(1分)
両手を背中で組み、胸を天井に向けて開きます。組んだ手を少し上げて15秒キープ×2〜3回。猫背で縮んだ大胸筋・小胸筋が伸び、肩が正しい位置に戻ります。
5. 首の後ろほぐし(30秒)
指先を後頭部の付け根に当て、小さく円を描くように揉みほぐします。15秒。少し下にずらして首の付け根も同様に。ここは目の動きにも関与するエリアで、ほぐすと目まわりも軽くなることがありますね。
おすすめタイミング
昼食後と午後3時。この2回だけで夕方の「肩バキバキ」がかなり変わりますよ。
環境の見直し
- モニターの上端を目線の高さに
- キーボードは肘が90度になる位置
- 足裏が床にしっかりつく椅子の高さ
まとめ
溜めてからマッサージに行くより、こまめにセルフケアするほうが楽です。
- ストン落としで僧帽筋をゆるめる
- 首横倒しで側面の緊張を抜く
- 肩甲骨回しで背中をほぐす
- 胸開きで猫背をリセット
- 首の後ろほぐしで目にもアプローチ
「肩すくめ&ストン」だけでも試してみてください。エクササイズカードの「肩・首」カテゴリも活用できます。










