「休憩中にスマホを見てたら、なんか余計疲れた気がする。」 「せっかくの休憩なのに、リフレッシュした感じがしない。」
在宅勤務の休憩、どう過ごしていますか? SNSをスクロールしたり、動画をちょっと見たり...。気持ちはわかります。でも、画面を見続ける休憩は、実は体にとっては「休憩」になっていないことが多いんです。
そこで提案したいのが、休憩時間を「体のメンテナンス時間」に変えること。たった5分、画面から目を離して体を動かすだけで、驚くほどスッキリするんですよ。
この記事では、在宅勤務の休憩を体メンテ時間に変える具体的なルーティンを、タイミング別にご紹介しますね。
なぜ「スマホ休憩」ではリフレッシュできないのか
目と脳が休まっていない
デスクワークでパソコンの画面を見続けた後に、スマホの画面を見る。これは「目の使い方」としてはまったく同じことをしています。目のピントを調節する筋肉(毛様体筋)は、近くのものを見るときに常に緊張しています。パソコン → スマホと切り替えても、この筋肉は休めていないんです。
脳も同じです。SNSのタイムラインや動画は、次々と新しい情報が流れてきます。情報を処理し続ける脳にとっては、これは「休憩」ではなく「追加の仕事」。だから休憩後に「なんか余計疲れた」と感じてしまうんですね。
体が動いていない
座ったままスマホを見る休憩では、体の姿勢は仕事中とほとんど変わりません。肩は丸まったまま、腰は曲がったまま、足は床に置いたまま。固まった筋肉は固まったまま。
本当にリフレッシュするためには、「画面から目を離す」+「体を動かす」の両方が必要なんです。
体メンテ休憩の3つのルール
難しいことは何もありません。この3つだけ意識すれば、休憩の質がガラッと変わります。
ルール1:画面を見ない
休憩の5分間は、パソコンもスマホも見ない。窓の外を眺める、天井を見上げる、目を閉じる。これだけで目の筋肉が緩みます。
ルール2:立ち上がる
座ったままでもできるエクササイズはありますが、できれば1回は立ち上がりましょう。立ち上がるだけで、下半身の筋肉が動いて全身の巡りが変わります。
ルール3:深呼吸を入れる
体を動かす前に、まず深呼吸を3回。鼻からゆっくり吸って、口からゆっくり吐く。これで体が「今からリフレッシュモードに入るよ」と切り替わります。
タイミング別・5分体メンテルーティン
「いつ何をすればいいの?」と迷わないように、1日の中で3つのタイミングに分けてルーティンを用意しました。全部やれなくても、1つだけでも十分リフレッシュできますよ。
午前の休憩(10:00〜10:30頃):「スイッチON」ルーティン
午前中は、体を目覚めさせてエンジンをかけるイメージの動きがおすすめです。
5分メニュー:
- 深呼吸 3回(30秒)
鼻から4秒吸って、口から6秒吐く。胸がふわっと開く感覚を味わいましょう
- 背伸び + 体側伸ばし(1分)
立ち上がって両腕を頭の上に伸ばし、10秒キープ。そのまま体を左に倒して10秒、右に倒して10秒。脇腹(外腹斜筋)が心地よく伸びます
- 肩回し(1分)
両手を肩に乗せて、肘で大きな円を描くように前回し10回、後ろ回し10回。肩甲骨まわりの筋肉(僧帽筋・菱形筋)がほぐれて、肩が軽くなります
- スクワット 5回(30秒)
ゆっくり腰を落として、ゆっくり立ち上がる。太もも(大腿四頭筋)とお尻(大殿筋)を使って、下半身の巡りをサポート
- 遠くを見る(1分)
窓の外や部屋の遠くの壁を、ぼんやりと眺める。目のピント調節筋がゆるんで、目がスッキリします
昼の休憩(12:30〜13:00頃):「リセット」ルーティン
午前中の仕事で溜まった疲れをリセットするイメージ。昼食後に行うと、午後の集中力が維持しやすくなります。
5分メニュー:
- 首のストレッチ(1分)
右耳を右肩に近づけるように首をゆっくり傾けて15秒。反対も同様。次に、あごを胸に近づけて首の後ろを伸ばし15秒。最後に天井を見上げて首の前側を伸ばし15秒
- 胸を開くストレッチ(1分)
椅子の後ろで両手を組んで、胸をぐっと前に突き出す。デスクワークで丸まりがちな胸の筋肉(大胸筋)が伸びて、姿勢がリセットされます。15秒キープを2セット
- 骨盤前後ゆらし(1分)
椅子に座ったまま、骨盤を前に倒す(腰を反らす)→ 後ろに倒す(腰を丸める)をゆっくり10回。長時間座って固まった骨盤まわりの筋肉がほぐれます
- ふくらはぎポンプ(1分)
座ったままかかとを上げ下げ20回。ふくらはぎの筋肉を動かして、下半身に溜まりがちな水分の巡りをサポートします
- 手のひらツボ押し(1分)
両手のひらを合わせて、指の間を押したり、手のひらの中央を親指でぐりぐりほぐしたり。キーボードを打ち続けた指と手のひらがリラックスします
夕方の休憩(15:00〜16:00頃):「ほぐし」ルーティン
夕方は1日の中でいちばん体が固まっている時間帯。しっかりほぐして、残りの仕事をスッキリ乗り切りましょう。
5分メニュー:
- 全身の伸び(30秒)
立ち上がって、つま先立ちになりながら両腕を天井に向かって思い切り伸ばす。「うーん」と声を出してもOK。全身の筋肉が一気に伸びます
- 肩甲骨寄せ(1分)
両腕を横に広げて、肩甲骨を背中の中心に寄せるように動かす。5秒キープ → ゆるめるを10回。背中のこわばりがスーッとほぐれます
- 腰ひねり(1分)
椅子に座ったまま、右手で左膝を押さえながら上体を左にひねる。15秒キープ。反対も同様。腰まわり(脊柱起立筋・腹斜筋)がほぐれて、腰の重さが軽くなります
- ふくらはぎストレッチ(1分30秒)
壁に手をついて片足を後ろに引き、かかとを床につけたまま前足の膝を曲げる。ふくらはぎの伸びを感じたら30秒キープ。左右行います。夕方のむくみケアに
- 深呼吸 3回(1分)
最後にもう一度、ゆっくり深呼吸。鼻から吸って、口からふーっと長く吐く。「あと少し頑張ろう」のエネルギーが戻ってきます
「5分すら取れない」ときの1分バージョン
本当に忙しい日は、1分だけでも十分です。
- 深呼吸 3回(30秒)
- 肩をグッと上げてストンと落とす × 3回(15秒)
- 遠くを見る(15秒)
これだけ。1分なら、Zoomの待ち時間やメール送信直後にサッとできますよね。
まとめ:休憩の「質」を変えるだけで、1日がラクになる
在宅勤務の休憩を「スマホタイム」から「体メンテタイム」に変えるだけで、午後の集中力も、夕方の疲労感も、驚くほど変わります。
覚えておいてほしいのは3つだけ。
- 画面を見ない
- 立ち上がる
- 深呼吸を入れる
この3つを意識して、5分間だけ体に向き合う時間をつくってみてください。「あ、体ってこんなに軽くなるんだ」という感覚がつかめたら、それが習慣化のスタートです。
「何をすればいいか迷う」という方は、エクササイズカードを開いて、表示されたカードの通りに動くだけでOK。考えなくても体メンテできる仕組みになっていますよ。無料カード10枚から始められます。
※ 本記事は一般的なセルフケア情報を提供するものであり、医療行為の代替を意図するものではありません。体の不調が続く場合は専門家にご相談ください。











