実は、在宅勤務中の「スマホ休憩」は休憩になっていません。
パソコン画面を見続けた後にスマホ画面を見る。目の使い方としてはまったく同じ。ピント調節筋は休めていないし、SNSのタイムラインは脳にとって「追加の情報処理」でしかない。座った姿勢も変わらない。これで「リフレッシュした感じがしない」のは当然ですよね。
提案したいのは、休憩を「体のメンテナンス時間」に切り替えること。5分、画面から目を離して体を動かすだけで、午後のパフォーマンスが変わります。
体メンテ休憩の3つのルール
画面を見ない
5分間、パソコンもスマホも見ません。窓の外を眺める、天井を見上げる、目を閉じる。それだけで目のピント調節筋がゆるみます。
立ち上がる
座ったままでもできるエクササイズはありますが、1回は立ち上がりたいところ。立つだけで下半身の筋肉が動き、全身の巡りが変わります。
深呼吸から入る
体を動かす前に深呼吸を3回。鼻から吸って口から吐く。体の「リフレッシュモードへの切り替えスイッチ」になりますよ。
タイミング別・5分体メンテルーティン
1つだけでも十分。全部やれなくて構いません。
午前(10時前後):「スイッチON」
体を目覚めさせてエンジンをかけるイメージ。
- 深呼吸 3回(30秒)— 鼻から4秒吸い、口から6秒吐く
- 背伸び + 体側伸ばし(1分)— 両腕を頭上に伸ばし10秒→左に倒して10秒→右に倒して10秒
- 肩回し(1分)— 両手を肩に乗せて肘で円を描く。前10回、後ろ10回。肩甲骨まわりのほぐし方は肩こりメカニズムの記事も参考に
- スクワット 5回(30秒)— ゆっくり腰を落として戻す。太もも・お尻の大きな筋肉を使います
- 遠くを見る(1分)— 窓の外や部屋の遠くをぼんやり眺めて目のピント調節筋をゆるめる
昼(12:30〜13:00頃):「リセット」
午前中の蓄積を流すタイミングです。
- 首のストレッチ(1分)— 右に傾けて15秒、左に15秒、前に倒して15秒、天井を見上げて15秒。首まわりのケアは目の疲れリセット体操の記事で詳しく紹介しています
- 胸を開くストレッチ(1分)— 椅子の後ろで両手を組み、胸を前に突き出す。15秒×2セット
- 骨盤前後ゆらし(1分)— 前に倒す→後ろに倒すをゆっくり10回。腰まわりケアの記事で詳細を解説
- ふくらはぎポンプ(1分)— かかと上げ下げ20回。仕組みはむくみケアの記事にまとめてあります
- 手のひらほぐし(1分)— 指の間を押す、手のひらの中央を親指でぐりぐり。キーボード疲れの指がほぐれます
夕方(15:00〜16:00頃):「ほぐし」
1日でいちばん体が固まる時間帯。
- 全身の伸び(30秒)— 立ち上がってつま先立ち、両腕を天井に。声を出してもいい
- 肩甲骨寄せ(1分)— 両腕を横に広げて肩甲骨を背中の中心に。5秒キープ→ゆるめる×10回
- 腰ひねり(1分)— 右手で左膝を押さえて上体を左にひねる。15秒キープ、左右入れ替え
- ふくらはぎストレッチ(1分30秒)— 壁に手をついて片足を後ろに引き、かかとを床につけたまま30秒。左右行います
- 深呼吸 3回(1分)— 鼻から吸って口からふーっと長く吐く
「5分すら取れない」ときの1分バージョン
- 深呼吸 3回(30秒)
- 肩をグッと上げてストンと落とす×3回(15秒)
- 遠くを見る(15秒)
Zoomの待ち時間やメール送信直後にサッとできます。
まとめ
休憩を「スマホタイム」から「体メンテタイム」に変えるだけで、午後の集中力と夕方の疲労感が変わります。
- 画面を見ない
- 立ち上がる
- 深呼吸から入る
5分間だけ体に向き合う。それだけでいい。何をするか迷うならエクササイズカードを開いてカードの通りに動くだけです。











