「午後になると肩がバキバキ…」 「腰が重くてもう集中できない…」
リモートワーク中、こんなふうに感じること、ありませんか?
在宅勤務だとつい何時間も座りっぱなしになって、体がガチガチに固まってしまいますよね。でも、わざわざジムに行く時間も、着替える気力もない。そんなあなたにぴったりなのが「座ったまま30秒から始められるストレッチ」です。
このガイドでは、リモートワーク中にデスクでサッとできるストレッチを部位別・時間帯別にたっぷりまとめました。道具は一切不要。パジャマのままでOK。
在宅勤務で体がガチガチになる理由
まず最初に知っておきたいのが、「なぜリモートワークだと体が固まるのか」ということ。
オフィスにいた頃を思い出してみてください。会議室への移動、ランチに出かける、同僚のデスクまで歩いていく——こうした「ちょっとした動き」が、実は体のこわばりを防いでくれていたんです。
ところが在宅勤務になると、移動がほぼゼロに。ベッドからデスク、デスクからキッチン。それだけで1日が終わることも珍しくありません。
同じ姿勢を長時間続けると、筋肉がギュッと縮こまったまま戻らなくなります。特にデスクワークでは、肩が内側に巻き込まれ、背中が丸まり、股関節が曲がりっぱなし。体が「この姿勢がデフォルトなんだな」と覚えてしまうんですね。
だからこそ、1時間に1回でも「ちょっとだけ伸ばす」がとっても大事。完璧なストレッチじゃなくて大丈夫。30秒伸ばすだけで、体はちゃんと応えてくれます。
部位別おすすめストレッチ
肩・首まわりのストレッチ
デスクワークで一番こりやすいのが肩と首。画面を見続けていると、無意識に肩がグッと上がって、首が前に突き出た姿勢になりがちです。
① 肩すくめリリース(30秒)
両肩をグーッと耳に近づけるように持ち上げて、3秒キープ。そのあと「ストン」と一気に力を抜いて落とします。5回繰り返すだけ。じわ〜っと肩の力が抜けていく感覚、たまりません。
② 首ゆらしストレッチ(1分)
右耳を右肩に近づけるように、ゆっくり首を傾けます。左の首すじがじんわり伸びるのを感じたら、そのまま15秒キープ。反対側も同じように。前後左右の4方向をゆっくり伸ばすと、首まわりがスーッと軽くなります。
③ 肩甲骨ぐるぐる(1分)
両手を肩に置いて、ひじで大きな円を描くように回します。前回し5回、後ろ回し5回。肩甲骨が「ゴリゴリ」と動く感覚があれば、それは肩甲骨がしっかり動いているサインです。アソビスイッチの「肩・首ケア」カードにも同じ動きが入っています。
腰・背中のストレッチ
座りっぱなしで一番負担がかかるのが腰。「なんとなく重い」「立ち上がるときにイタタ…」となる前にケアしましょう。
① 座ったまま体ひねり(30秒)
椅子に座ったまま、右手で左ひざの外側をつかみ、ゆっくり体をねじります。背骨がじわ〜っと回旋する感覚を味わったら、15秒キープ。反対側も同じように。背中と腰の張りがふわっとほぐれます。
② お腹伸ばしストレッチ(30秒)
椅子の背もたれに手を置いて、胸を天井に向けるようにゆっくり反ります。デスクワークで縮こまったお腹側の筋肉がグーッと伸びて、すごく気持ちいいんです。反りすぎには注意してくださいね。
③ 骨盤ゆらし(1分)
椅子に座ったまま、骨盤を前後にゆっくり傾けます。お腹を突き出すように前に→背中を丸めるように後ろに。10回繰り返すと、腰まわりがじんわり動いてくるのを感じるかもしれません。アソビスイッチの「腰ケア」カードでもおなじみの動きですね。
脚・足のストレッチ
リモートワーク中、意外と見落としがちなのが脚と足。夕方になると「足がパンパン」「ふくらはぎがだるい」となるのは、座りっぱなしで巡りが滞っているから。
① 足首ぐるぐる(30秒)
デスクの下で、片足ずつ足首をゆっくり回します。右回し10回、左回し10回。ふくらはぎの筋肉がポンプのように動いて、足先がじんわり温かくなります。会議中にこっそりできるのもポイント。
② 座ったまま太もも伸ばし(1分)
椅子に浅く座り、片脚をまっすぐ前に伸ばします。つま先を自分のほうに向けて、太ももの裏がじわ〜っと伸びるのを感じたら15秒キープ。反対側も。脚がスッキリ軽くなります。
③ ふくらはぎポンプ(30秒)
椅子に座ったまま、かかとを上げてつま先立ち→つま先を上げてかかと立ち、を交互に繰り返します。15回もやれば、ふくらはぎがじんわりほぐれて、足のだるさがスーッと引いていきます。
時間帯別のおすすめケア
「いつやればいいの?」という疑問、ありますよね。ざっくり時間帯別にまとめました。
朝(始業前の5分)
朝は体がまだ眠っている状態。いきなりデスクに向かう前に、軽く全身を伸ばしておくと1日のスタートが全然違います。
おすすめは「肩甲骨ぐるぐる」+「骨盤ゆらし」+「足首ぐるぐる」の3セット。全部やっても3分かかりません。アソビスイッチの「朝のスイッチON」コースもぴったりです。
昼休み(ランチ前後の3分)
午前中の疲れがたまるお昼は、しっかりリセットするチャンス。立ち上がって全身を大きく伸ばしてみてください。
「座ったまま体ひねり」+「肩すくめリリース」+「太もも伸ばし」がおすすめ。座りっぱなしの前半戦で固まった筋肉をほぐして、午後に備えましょう。
午後(14〜16時のスランプタイム)
午後の眠気と体のだるさは、同じ姿勢を続けている体からの「ちょっと動いて!」というサイン。
このタイミングでは「首ゆらしストレッチ」+「ふくらはぎポンプ」がおすすめ。気分もリフレッシュできますよ。30秒×2で合計1分。会議の合間にサッとどうぞ。
夕方以降(仕事終わりの5分)
1日の疲れを翌日に持ち越さないために。お気に入りの音楽をかけながら、ゆっくり全身を伸ばしましょう。
全部位のストレッチを1つずつ、ゆっくりやってみてください。特に「お腹伸ばし」と「座ったまま体ひねり」で、縮こまった体をしっかり広げてあげると、夜のリラックスタイムが格段に変わります。
続けるコツ:「完璧じゃなくていい」
ストレッチって「毎日やらなきゃ」と思うとプレッシャーになりますよね。でも大丈夫。ここだけの話、サボる日があっても全然OKです。
大事なのは「完璧にやること」じゃなくて「やめないこと」。忘れたら次の日やればいい。1種目だけでもいい。30秒だけでもいい。
アソビスイッチのエクササイズカードを使えば、「今日はこれだけやろう」と1枚引くだけでOK。何をやるか迷う時間がゼロになるので、ハードルがグッと下がります。
習慣化のヒント3つ
- 既存の習慣にくっつける:「コーヒーを淹れたら肩すくめ5回」のように、すでにやっていることとセットにする
- ハードルを下げまくる:最初は1日1回、30秒だけ。物足りないくらいでOK
- 記録する:アソビスイッチのカラダログに「やった」と記録するだけでも達成感が生まれます
よくある疑問
Q. ストレッチは何秒くらいやればいいの? 1つの動きにつき15〜30秒が目安です。「イタ気持ちいい」くらいの伸びを感じたら、その姿勢でゆっくり呼吸しながらキープしてみてくださいね。
Q. 肩こりがひどいときはどれを優先すべき? まずは「肩すくめリリース」がおすすめ。一番手軽で、すぐにラクになる実感が得られます。そのあと余裕があれば「肩甲骨ぐるぐる」を足してみてください。
Q. 腰が痛いときにやって大丈夫? 軽いこりやだるさ程度なら、ゆっくりした動きのストレッチはおすすめです。ただし、鋭い痛みがある場合は無理をせず、専門家に相談してくださいね。
Q. 運動が苦手でもできる? もちろん! このガイドで紹介しているのは、全部「座ったまま」「道具なし」「30秒から」のものばかり。運動が苦手な方にこそ試してほしいです。
アオイ(からだカウンセラー)のひとこと
「ストレッチって、頑張るものじゃなくて"ご褒美"なんですよ。1日頑張った体に『おつかれさま』って伸ばしてあげる感覚。完璧にやる必要なんてないので、気持ちいい動きを1つ見つけて、それだけ続けてみてくださいね。」
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としています。体に痛みや不調が続く場合は、医療機関を受診してください。








