「ストレッチしたいけど、Web会議の合間に床に転がるわけにもいかない。」 「立ち上がるのすら億劫なくらい、体が固まってる。」
わかります。テレワーク中に「さあストレッチするぞ!」とわざわざ場所を確保するのって、なかなかハードルが高いですよね。
でも大丈夫。椅子に座ったまま、デスクの前で、立ち上がらなくてもできるストレッチがたくさんあるんです。首から脚まで全身をカバーする7つのストレッチ、一緒にやっていきましょう。
座ったままストレッチのメリット
- 場所を選ばない: デスクの前でそのまま。Web会議の待ち時間にもできます
- 周りに気づかれにくい: カメラONでも目立たない動きが多い
- こまめにできる: 「わざわざ感」がないから、1日に何回でも取り入れやすい
- 仕事の流れを止めない: 思考の合間の30秒で1つできる
7つの座ったままストレッチ
1. 首の前後ストレッチ(30秒)
ほぐす部位: 首の前側(胸鎖乳突筋)・後ろ側(後頭下筋群)
- あごをゆっくり胸に近づける(首の後ろが伸びる)→ 10秒
- あごをゆっくり天井に向ける(首の前側が伸びる)→ 10秒
- 正面に戻す
パソコン作業で前に出がちな首をリセットします。「天井を見る」ときに口をぽかんと開けると、あごまわりの緊張もゆるみますよ。
2. 首の横倒し(30秒)
ほぐす部位: 首の側面(胸鎖乳突筋・斜角筋)
- 右耳を右肩に近づけるように首を倒す → 10秒
- 左側も同様に → 10秒
手を頭に添えなくても、自分の頭の重さだけで十分伸びます。無理に引っ張らないのがコツですよ。
3. 肩甲骨寄せ(30秒)
ほぐす部位: 肩甲骨まわり(菱形筋・僧帽筋中部)
- 両手を太ももの上に置く
- 肩甲骨を背骨に寄せるように胸を開く → 5秒キープ
- 力を抜いて元に戻す
- 5回繰り返す
猫背で開いた肩甲骨を元の位置に戻す動き。胸が開くと呼吸も深くなって、リフレッシュにもつながります。
4. 上体ひねり(1分)
ほぐす部位: 腰まわり(腹斜筋・多裂筋)
- 右手を左ひざの外側に置く
- 息を吐きながら上体を左にひねる → 15秒
- 反対側も同様に
ひねったときに「ゴリッ」と音がすることがありますが、痛みがなければ問題ありません。腰まわりの筋膜がほぐれている証拠ですよ。
5. 太もも前側のストレッチ(1分)
ほぐす部位: 太ももの前側(大腿四頭筋)・股関節前(腸腰筋)
- 椅子に浅く座る
- 右脚を後ろに引いて、つま先を床につける
- 骨盤を前に押し出すように体重をかける → 15秒
- 反対側も同様に
座りっぱなしで縮んだ太ももの前側と股関節の前を伸ばします。「股関節がじわっと開く」感覚が心地よいですよ。
6. ふくらはぎストレッチ(30秒)
ほぐす部位: ふくらはぎ(腓腹筋・ひらめ筋)
- 椅子に座ったまま、右脚を前に伸ばす
- つま先を手前に引く(かかとを前に押し出すイメージ)→ 10秒
- 反対側も同様に
夕方に脚がだるくなる方は、このストレッチを午後に2〜3回やるだけで、脚の重さがかなり違いますよ。
7. お尻ストレッチ(1分)
ほぐす部位: お尻(梨状筋・大殿筋)
- 右足のくるぶしを左ひざの上に乗せる(4の字)
- 背筋を伸ばしたまま、軽く前に体を倒す → 15秒
- 反対側も同様に
お尻の深いところにある梨状筋は、座りっぱなしで特に硬くなりやすい筋肉。ここをほぐすと、立ち上がったときの腰の軽さが全然違います。
7つをまとめてやるなら(約5分コース)
| 順番 | ストレッチ | 時間 |
|---|---|---|
| 1 | 首の前後 | 30秒 |
| 2 | 首の横倒し | 30秒 |
| 3 | 肩甲骨寄せ | 30秒 |
| 4 | 上体ひねり | 1分 |
| 5 | 太もも前側 | 1分 |
| 6 | ふくらはぎ | 30秒 |
| 7 | お尻 | 1分 |
| 合計 | 5分 |
上から順にやると、首→肩→腰→脚と全身を上から下へほぐしていけるので、流れもスムーズです。
おすすめの実践タイミング
- 午前10時: 朝の集中作業後のひと息に
- 昼食後: 午前の蓄積をリセット(フルコース5分がおすすめ)
- 午後3時: 1日で体がいちばんこわばる時間帯
- Web会議の前後: 画面共有の切り替え時間に1〜2種目サッと
全部やる必要はありません。お気に入りの3つを選んで、1日2〜3回やるだけでも体の感覚が変わりますよ。
まとめ
デスクから離れなくても、椅子に座ったままで全身をほぐすことはできます。
今日から試してほしいのはこの3つ。
- 首の前後ストレッチ: 画面疲れの首をリセット
- 肩甲骨寄せ: 猫背を戻して呼吸を深く
- お尻ストレッチ: 座りっぱなしの腰を救う
30秒×3種目で1分半。この1分半が、夕方の体のだるさを大きく変えてくれますよ。
エクササイズカードには、今回のような座ったままできるストレッチが部位別にまとめられています。体のイラスト付きなので、どの筋肉に効いているかが一目でわかりますよ。
※ 本記事は一般的なセルフケア情報を提供するものであり、医療行為の代替を意図するものではありません。体の不調が続く場合は専門家にご相談ください。












