うちは夫婦ふたりともフルリモート。同じ家にいるのに、朝の「おはよう」と夜の「ごはんできたよ」しか会話がない日がざらにあった。それぞれの部屋で画面に向かい合って、気づけば夕方。「一緒にいるのにすれ違っている」感覚がじわじわとストレスになっていました。
ある昼休み、妻に「ちょっとストレッチ付き合ってよ」と声をかけたのがきっかけ。背中合わせで背伸びしたら、二人とも「気持ちいい」と笑った。それ以来、昼食後の5分がペアストレッチの時間になりました。
体のメンテとコミュニケーションが同時にできます。一石二鳥どころか、これがなかったら夫婦の会話は今も「おはよう」と「おやすみ」だけだったかもしれません。
ペアでやるメリット
- 一人では伸ばしにくい部位まで伸びる
- 「もうちょっと」「そこそこ」のやり取りが自然な会話になる
- 相手がいると「やろうか」の一声でサボりにくい
- 画面から離れてパートナーと顔を合わせるだけでリフレッシュになる
ペアストレッチ5選(合計5分)
1. 背中合わせの背伸び(30秒)
二人で背中合わせに立ち、同時に両手を上に伸ばす。10秒キープを3回。
背中越しに相手の温かさを感じながらの背伸びは、一人でやるより安定感があって大きく伸ばせる。
2. 向かい合わせ肩ほぐし(1分)
向かい合って、お互いの肩に手を置く。親指で僧帽筋の上部(首の付け根〜肩のライン)を30秒ずつ交代で押しほぐす。
「そこ効く〜」「もうちょっと右」。プロの施術ではないけれど、パートナーの手の温もりで体がふわっとゆるみます。
3. 手つなぎ体側ストレッチ(1分)
横に並んで内側の手をつなぐ。外側の手を頭の上に上げ、つないだ手の反対側に体を倒す。左右15秒ずつ入れ替え。
つないだ手がアンカーになって、一人でやるより深く体側が伸びる。
4. 向かい合わせ前屈(1分30秒)
向かい合って座り、足を伸ばして足裏を合わせる。手をつないで、片方がゆっくり後ろに倒れながらもう片方を前に引っ張る。15秒ずつ交代。
太もも裏と腰がじわっと伸びる。引っ張る力加減は「気持ちいい範囲で」と声をかけ合いながら。
5. 背中合わせツイスト(1分)
背中合わせに座り、同時に右に上体をひねって後ろの相手と右手でタッチ。次は左にひねってタッチ。左右10往復。
リズムを合わせて「パンッ」とタッチするのが楽しい。腰まわりがほぐれるだけでなく、息を合わせる一体感もあります。
注意すること
- 力加減はやさしく。「痛い」と言われたらすぐ緩める
- 体の柔らかさは人それぞれ。相手のペースに合わせる
- 痛みがある部位は避ける。「気持ちいい」範囲で
おすすめのタイミング
| タイミング | 相性 |
|---|---|
| 午前の休憩(10時頃) | 軽めのリフレッシュに |
| 昼食後 | 一緒にごはんを食べた流れでそのまま |
| 午後3時 | 二人とも疲れてくる時間。いちばんのおすすめ |
| 仕事終わり | 1日の締めくくりに |
夫婦やパートナーとの在宅勤務は、一緒にいるのにすれ違いがちになる。1日5分のペアストレッチが、体のメンテとコミュニケーションの両方を満たしてくれます。
「ちょっとストレッチしない?」の一言から始めてみてください。
二人でも使えるエクササイズメニューはエクササイズカードにも揃っています。











