「一人でストレッチが続かない」ことには、実は科学的な理由があります。
運動の継続率を調べた研究では、「社会的コミットメント」が最も強い継続因子の一つとされています。要するに、一緒にやる相手がいると続く。「今日もやろう」と声をかけ合えるし、一緒にやると楽しいから習慣化しやすいんですよね。
在宅勤務で家族が近くにいるなら、それは「運動パートナーが隣にいる」という恵まれた環境。活かさない手はありません。
パートナーと一緒に:ペアストレッチ3選
1. 背中合わせ体側ストレッチ(1分)
- 二人で背中合わせに立つ(座ってもOK)
- 右手を上に伸ばし、左に体を倒す(パートナーは逆方向)
- 15秒。反対も同様
背中合わせのほうが体を支えやすくて、一人でやるより深く伸びますよ。
2. 手つなぎスクワット(1分)
- 向かい合って両手をつなぐ
- お互い体重を後ろにかけながらゆっくりスクワット
- 10回
手をつないでいるのでバランスが取りやすい。一人では難しい深さまで下げられますね。
3. 肩もみ交代タイム(2分×2)
じゃんけんで負けたほうが先に肩もみ2分。交代してもう2分。シンプルですが満足度はいちばん高いです。「もうちょっと上」「そこ!」と会話が生まれるので、コミュニケーションの時間にもなりますよ。
子どもと一緒に:ファミリーエクササイズ3選
1. 動物なりきり体操(3分)
「次はカエル!」「次はクマ!」と動物のお題を出して、そのマネで部屋を移動します。
- カエル: しゃがんでジャンプ(脚の筋力)
- クマ: 四つん這い歩き(全身)
- フラミンゴ: 片足立ち(バランス)
- カニ: 横歩き(股関節)
子どもは大喜び、大人はけっこうな運動量。テレワークの疲れも吹き飛びますね。
2. 親子ブリッジ(1分)
- 大人が四つん這いになる
- 子どもがその下をくぐる
- くぐったら、大人はお腹を持ち上げてブリッジ(5秒)
- 5回
大人は体幹トレーニング、子どもは「くぐる」全身運動です。
3. じゃんけんストレッチ(2分)
じゃんけんして、負けた人がお題のストレッチをやります。前屈10秒、片足立ち10秒、背伸び5秒、ジャンプ5回。5回勝負。
ゲーム感覚で体が動く。3歳くらいからルールが理解できますよ。
家族で運動を習慣にするコツ
- 時間を決める: 「夕食前の5分」「お風呂の前」など、既存の習慣にくっつけるのがおすすめ
- 週3〜4回できれば十分: 毎日やらなくても大丈夫
- カレンダーに「やった日はシール」: 子どもには特に効果的ですね
- 強制しない: 「やりなさい」は逆効果。大人が楽しそうにやっていると自然とつられます
運動は「一緒にやる」で化ける
一人では3日坊主になる運動も、家族と一緒なら自然に続きます。大切なのは正しいフォームより楽しい時間。笑いながら体を動かす5分が、家族全員の体を守ってくれます。
今夜、パートナーと「背中合わせ体側ストレッチ」を試してみてください。お互いの体温を感じながら伸びるストレッチは、意外なほど気持ちいいですよ。
「運動が続かない」悩み全般については こちらの記事 でも掘り下げています。











