「あれ、最近ズボンがきつくなってきた...?」 「通勤がなくなってから、なんとなく体が重い気がする。」
テレワークを続けているうちに、そんな変化を感じていませんか? 実はこれ、あなただけではありません。在宅勤務になって体重の変化を感じている人はとても多いんです。
でも、焦って無理なダイエットを始める必要はありません。テレワーク太りには「在宅勤務ならではの原因」があるので、その仕組みを理解して、小さな習慣から変えていくのがいちばんの近道なんですよ。
この記事では、テレワークで体重が増えやすくなる理由と、運動・食事の両面から無理なく取り組めるアプローチを一緒に見ていきましょう。
テレワークで太りやすくなる3つの理由
「食べすぎているわけじゃないのに...」と思っている方も多いかもしれません。でも、テレワーク太りの原因は食事だけではないんです。
1. 消費カロリーが大幅に減っている
通勤していた頃は、駅まで歩く・階段を使う・オフィス内を移動するなど、意識しなくても体を動かしていました。これらを合計すると、1日あたり200〜400kcal程度の消費になることもあります。
テレワークになると、この「意識しない運動」がほぼゼロに。1日の歩数が2,000歩以下になっている方も珍しくありません。食事量が同じでも、消費カロリーが減れば体重は少しずつ増えていきますよね。
2. 間食のハードルが低すぎる
オフィスにいるときは、お菓子を食べるにも周りの目が気になったり、わざわざコンビニまで行く必要がありました。でも在宅勤務だと、キッチンまで歩いて10歩。冷蔵庫は開け放題です。
「ちょっと休憩」のつもりで手が伸びるおやつが、1日3回、4回と積み重なると、思った以上にカロリーを摂ってしまうことがあります。
3. メリハリのない生活リズム
通勤がなくなると、朝起きる時間もバラバラになりがちですよね。食事の時間が不規則になったり、夜遅くまで仕事をしてから食べてしまったり。こうしたリズムの乱れが、体の代謝サイクルに影響を与えることがあります。
「なんとなくだるい」「食べているのに満足感がない」という感覚があるなら、生活リズムの崩れが一因かもしれません。
運動アプローチ:1日5分から始める「動く習慣」
「運動しなきゃ」と思うと、ジム通いやランニングをイメージしがちですよね。でも、テレワーク太り対策で大切なのは「激しい運動」ではなく、「こまめに体を動かす習慣」なんです。
デスクの前でできる「ながらエクササイズ」
まずは、仕事の合間に座ったままできる動きから試してみてください。
- かかと上げ下げ(30回): 椅子に座ったまま、かかとを上げ下げするだけ。ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ひらめ筋)がポンプのように動いて、下半身の巡りをサポートしてくれます
- 椅子スクワット(10回): 椅子から立ち上がって、ゆっくり座る。これを10回繰り返すだけで、太もも(大腿四頭筋)やお尻(大殿筋)など大きな筋肉を使えます。大きな筋肉を動かすとエネルギー消費も大きくなりますよ
- 体幹ツイスト(左右10回ずつ): 椅子に座ったまま、上体をゆっくり左右にひねります。お腹まわり(腹斜筋)が動いて、ウエストまわりがスッキリします
これを1セット5分。午前と午後に1回ずつ行うだけで、1日10分の運動習慣になります。
「1時間に1回立ち上がる」だけでも違う
座りっぱなしの時間を分断するだけでも、体には大きな変化があります。1時間に1回、30秒〜1分だけ立ち上がって伸びをする。それだけで、座り続けによるエネルギー消費の低下を緩和できます。
スマホのタイマーや、カレンダーのリマインダーを活用して「立ち上がりタイム」を設定してみてくださいね。
朝の5分ウォーキングで1日のリズムをつくる
通勤がなくなった分、朝に5分だけ外を歩く習慣をつけるのもおすすめです。朝日を浴びながら歩くことで、体のリズムが整いやすくなります。「通勤の代わり」として、自宅の周りを1周するだけで十分ですよ。
食事アプローチ:我慢しない「ちょい変え」テクニック
食事制限で無理をすると、続かないしストレスが溜まりますよね。大切なのは「我慢」ではなく、「ちょっとだけ変える」こと。小さな工夫の積み重ねが、長く続く習慣になります。
間食を「なくす」のではなく「置き換える」
在宅勤務中の間食を完全にやめるのは難しいですよね。だから、「食べるもの」を少し変えてみるのがおすすめです。
- チョコレート → ナッツ類(少量でも満足感が得やすい)
- スナック菓子 → ドライフルーツやヨーグルト
- 甘い飲み物 → ハーブティーや炭酸水
「絶対に食べない」ではなく「こっちにしてみよう」というゆるい切り替えが、ストレスなく続けるコツです。
食事の時間を決める
在宅勤務だと、つい「キリのいいところまでやってから食べよう」と食事の時間がずれがち。できれば、朝食・昼食・夕食の時間をだいたい決めておくと、体のリズムが整いやすくなります。
特に昼食を12時〜13時の間に取る習慣をつけると、午後の集中力も維持しやすくなりますよ。
「ながら食べ」をやめる
パソコンの前で仕事をしながら食べていると、満腹感を感じにくく、つい食べすぎてしまうことがあります。食事のときは画面から離れて、15分だけでも食べることに集中してみてください。意外と少ない量でも満足できることに気づくはずです。
運動と食事を組み合わせた1日のタイムスケジュール例
「具体的にどう組み込めばいいの?」という方のために、テレワーカー向けの1日のスケジュール例をご紹介します。
| 時間 | アクション |
|---|---|
| 7:30 | 起床 → 朝の5分ウォーキング |
| 8:00 | 朝食(画面から離れて) |
| 10:00 | 午前のながらエクササイズ(5分) |
| 12:00 | 昼食(仕事の手を止めて15分) |
| 14:00 | 午後のながらエクササイズ(5分) |
| 15:00 | 間食タイム(ナッツ+ハーブティー) |
| 18:00 | 仕事終了 → 軽いストレッチ(3分) |
ポイントは「完璧にやろうとしない」こと。全部できなくても、1つでも取り入れられたら十分です。少しずつ習慣にしていきましょうね。
まとめ:テレワーク太りは「仕組み」を変えれば対処できる
テレワークで体重が増えるのは、意志が弱いからではありません。消費カロリーの減少、間食しやすい環境、生活リズムの乱れという「仕組み」が原因です。
だからこそ、対策も「仕組み」で考えるのがいちばん。
- 1日2回、デスクの前で5分のエクササイズ
- 間食は「なくす」のではなく「置き換える」
- 食事の時間を決めて、ながら食べをやめる
どれも、今日から始められることばかりです。まずは1つだけ試してみてくださいね。
「もう少し本格的に動きたい」という方は、エクササイズカードで毎日の運動習慣をつくるのもおすすめです。1回5分、スマホやパソコンでカードを開いてその通りに動くだけ。無理なく続けられる仕組みになっていますよ。
※ 本記事は一般的なセルフケア情報を提供するものであり、医療行為の代替を意図するものではありません。体の不調が続く場合は専門家にご相談ください。











