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在宅勤務のストレスを体を動かして解消する方法|メンタルケア

在宅勤務のストレス、溜まっていませんか?孤独感・運動不足・オンオフの切り替え困難…体を動かすことでメンタル面のケアにもつながります。イライラしたときの3分エクササイズや、気分転換のルーティンをまとめました

在宅勤務のストレスを体を動かして解消する方法|メンタルケア

水曜日の16時。Slackの未読は87件、今日のZoom会議は5本目が終わったところ。ヘッドセットを外して椅子にもたれると、部屋がしんと静まり返っています。テレビもつけていない。窓の外は薄暮。ふと気づく。今日、声を出したのはミーティング中だけです。

在宅勤務を続けていると、こういう日が増えます。通勤していた頃は、電車に揺られたり同僚と雑談したりコンビニに寄り道したり。それだけで知らないうちに気分が切り替わっていました。リモートワークではその「ちょっとした切り替え」がごっそりなくなる。

伝えたいのは一つ。体を動かすことがストレス解消の最短ルートかもしれない、ということ。

在宅勤務特有のストレスの正体

「ストレスが溜まってるな」とぼんやり感じていても、何がストレスなのかハッキリしないことは多いんです。在宅勤務のストレスには、実はいくつかの「正体」があります。

孤独感:一人でいるのと、孤独は違う

一人の時間が好きな人でも、「選んだ一人」と「強いられた一人」は全然ちがう。在宅勤務だと、意図せず一日中誰とも顔を合わせない日が出てきます。Slackやチャットはあるけど、画面越しのコミュニケーションはどうしても温度が伝わりにくいんです。

ふとした瞬間に「あれ、今日わたし、声を出してないかも」と気づいたとき。それがじわじわとストレスになっています。

運動不足:体が動かないと、心も動かない

オフィスに通っていた頃は、駅まで歩いて、階段を上って、ランチに出て……と、意識しなくても1日5,000〜8,000歩くらい動いていました。でも在宅勤務だと、ひどい日は500歩以下なんてことも。

体を動かさないと、筋肉がこわばるだけじゃなく、気持ちもどんよりしやすくなる。「やる気が出ない」「なんとなくだるい」の原因が、実は「体を動かしていないだけ」というケースはすごく多いんです。

オンオフの境界消失:仕事が終わらない感覚

通勤がないのはラクだけど、そのぶん「仕事の終わり」がぼんやりしがち。リビングのテーブルで仕事して、同じ場所でごはんを食べて、同じ場所でテレビを見て……。気づいたら22時にメールを見ていた、なんてことはないだろうか。

「どこからが仕事で、どこからがプライベートか」がわからなくなると、脳がずーっと緊張状態のまま。これは地味にしんどいストレスだ。

体を動かすとストレスが和らぐ理由

「運動がストレスにいいらしい」とはよく聞くけど、なぜなのか。ちょっとだけ仕組みを知っておくと、体を動かすモチベーションになる。

体を動かすと気分がスッキリしたり、イライラが和らいだりする。軽い運動でも気持ちの切り替えにつながりますね。

しかも、特別なハードトレーニングは必要ない。ゆっくり伸びをしたり、軽く足踏みしたりするだけでもOK。3分くらいの軽い動きでも、体はちゃんと応えてくれます。

もうひとつ大事なのが「意識の切り替え」。仕事でイライラしているとき、頭の中はグルグルと同じことを考え続けているはず。そこで体を動かすと、意識が「体の感覚」のほうに移る。肩がゴリゴリ鳴る感覚、息がハァハァする感覚、じわ〜っと伸びる感覚。その間だけ、頭の中のグルグルが止まる。この切り替えがとても大きいのかも。

イライラしたときの3分エクササイズ

会議でモヤッとしたとき。タスクが山積みで焦っているとき。「もう無理!」と叫びたくなったとき。そんなときこそ、この3分エクササイズを試してみてください。全部やっても3分。1つだけでも大丈夫だ。

① 肩グルグル回し(30秒)

両手を肩に置いて、ひじで大きな円を描くように回す。前回し5回、後ろ回し5回。イライラしているとき、肩はギュッと上がって力が入っています。それをグルグル回して「力を抜いていいんだよ」と体に教えてあげる感覚だ。肩甲骨がゴリゴリ動く感覚は、ちょっとクセになる。

② 全身伸び〜(30秒)

椅子から立ち上がって、両手をバンザイ。天井に向かってグーッと伸びる。つま先立ちになって、指先をできるだけ遠くへ。3秒キープしたら、フッと脱力。3回繰り返す。

縮こまった体がパーッと広がって、深い息が入ってきます。伸びるときに「ふぁ〜」と声を出すとさらにスッキリする。一人の在宅勤務だからこそ、遠慮なく声出せるはず。

③ その場足踏み(1分)

その場で足踏みをする。太ももを高く上げて、腕もしっかり振って。最初はゆっくり、だんだんスピードアップ。1分間やると、じんわり体が温かくなって、心拍数がちょっと上がる。

ポイントは「ちょっと息が上がるくらい」までやること。デスクワークで固まった全身の巡りがよくなって、頭もシャキッとする。

④ 深呼吸ストレッチ(1分)

椅子に座ったまま、両手を膝の上に置く。鼻からゆっくり4秒吸って、口からフーッと8秒かけて吐く。吸うときに胸を開いて、吐くときに軽く前かがみになると、呼吸がもっと深くなる。

4〜5回繰り返すだけ。「落ち着け落ち着け」と頭で思うよりも、呼吸で体を落ち着かせるほうがずっと速い。イライラのボルテージがスーッと下がっていくのを感じてみてください。

気分転換のミニルーティン(5パターン)

「ストレス解消のために運動!」と構えなくても大丈夫。日常の中にちょこっと挟めるミニルーティンを5つ紹介する。気分や状況に合わせて、好きなものを選んでみてみてください。

パターン1:窓際スタンディング(2分)

パソコンから離れて、窓のそばに立つだけ。外の景色をぼんやり眺めながら、首をゆっくり回したり、肩を上下に動かしたり。「画面から目を離す+立つ+外を見る」のトリプルコンボで、かなりリフレッシュできます。

パターン2:お茶タイムストレッチ(3分)

お茶やコーヒーを淹れるついでに、キッチンでストレッチ。お湯を沸かしている間に、ふくらはぎをグッと伸ばしたり、腰をひねったり。「ながらストレッチ」なら、わざわざ時間を取る必要もなし。

パターン3:音楽1曲ダンス(3〜4分)

好きな曲を1曲かけて、自由に体を動かす。ダンスとかカッコよくなくて全然OK。手を振ったり、体をゆすったり、リズムに乗ってステップ踏んだり。一人だから恥ずかしくないし、終わったあとのスッキリ感がすごい。

パターン4:ベランダ深呼吸(1分)

ベランダや玄関先に出て、外の空気を吸うだけ。室内の空気と外の空気は全然ちがうはずです。冬はひんやり、夏はむわっとするけど、その「ちがい」が脳の切り替えスイッチになる。大きく3回深呼吸したら、それだけで気分が変わります。

パターン5:階段往復(2分)

マンションやアパートなら、階段を1〜2往復するだけでも立派な運動になる。外に出かける気力がなくても、建物の中の階段なら着替えなくてOK。太ももにじわっと効いて、ちょっとした達成感も味わえる。

ストレスを溜めない在宅勤務の工夫

体を動かすことに加えて、在宅勤務そのものの環境を整えることも大切です。ストレスを溜めにくい「仕組み」を作っておくと、毎日がだいぶラクになる。

仕事スペースと生活スペースを分ける

物理的に「ここは仕事の場所」「ここはくつろぐ場所」を分けるだけで、オンオフの切り替えがスムーズになる。狭い部屋でも、パーテーションを1枚置くとか、仕事のときだけデスクライトをつけるとか、小さな区切りでも十分です。

タイマーで休憩を強制する

「キリがいいところで休もう」と思っていると、永遠に休めない。ポモドーロ・テクニック(25分作業+5分休憩)みたいに、タイマーで強制的に休憩を入れるのがおすすめだ。5分休憩のときにさっきの3分エクササイズをやれば、一石二鳥です。

終業儀式を作る

在宅勤務だと「仕事終わり」がなんとなく過ぎてしまいがち。だから、自分だけの「終業儀式」を作ってみてください。パソコンを閉じたらストレッチする。着替える。散歩に出る。なんでもいいかもしれません。「これをやったら仕事は終わり」という合図があると、脳がオフモードに切り替わりやすくなる。

意識的に「声を出す機会」を作る

一日中黙っていると、想像以上にメンタルに響く。オンラインミーティング以外にも、電話で話す、独り言を言う、歌うなど、声を出す機会を意識的に作ってみてください。

アソビスイッチを活用する

ストレスが溜まったときに「何をすればいいかわからない」が一番つらいんですよね。アソビスイッチのエクササイズカードなら、カードを引くだけで今やるべき動きが決まる。迷う時間ゼロ。考えなくていいから、ストレスが溜まっているときでもサッと始められます。

アオイ(からだカウンセラー)のひとこと

「ストレスを感じているとき、人は呼吸が浅くなっています。だから、まずは"息を吐く"ことから始めてみてください。フーッと長く吐くだけで、体の力がふわっと抜けていきます。動くのがしんどいときは、深呼吸だけでも大丈夫。自分を追い詰めないのが、一番のストレスケアですよ。」

よくある質問

体を動かすとストレスが減るのはなぜ?

運動すると脳内でセロトニンやエンドルフィンが分泌され、気分がスッとラクになります。激しい運動でなくても、5分のストレッチで十分効果がありますよ。

ストレスがたまったときにおすすめの運動は?

イライラ系のストレスには「ドンドン足踏み」や「エア縄跳び」など少し激しめの動きが効きます。もやもや系なら深呼吸と組み合わせたゆっくりストレッチがおすすめですよ。

運動する気力すらないときはどうすれば?

まずは窓を開けて深呼吸を3回するだけでOKです。新鮮な空気を吸って吐くだけでも自律神経が切り替わります。少し気分が上向いたら軽い伸びを1つやってみてくださいね。

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