体は疲れているのに、頭が冴えて眠れない。そんな夜が増えていませんか。
テレワーカーに睡眠の悩みが増えているのは偶然じゃありません。体はほとんど動かさないのに脳はフル稼働。この「体の疲労と脳の疲労のアンバランス」が、体の「OFF」切り替えをうまくいかなくさせているんです。
この記事は「体をゆるめて脳もゆるめる」ための夜のストレッチに特化します。日中の活動量を増やすアプローチは別記事で扱っているので、ここでは就寝前の5分に集中しますね。
テレワーカーの睡眠が崩れる背景
脳だけが興奮している
体は疲れていないのに脳だけ覚醒した状態は、寝つきを悪くします。
仕事と生活の境界がない
寝室で仕事をしている場合、脳がベッドを「仕事の場所」と認識してしまって、横になっても仕事モードが抜けないことがありますよね。
体温リズムの乱れ
人は体温が下がるタイミングで眠くなります。日中に体を動かして体温を上げておくと、夜に自然と下がって眠りにつきやすい。動かない日は体温変動が少なくて、眠くなるきっかけが作りにくいんです。
寝る前5分の睡眠ストレッチ
入浴後〜寝る30分前がベストタイミング。
1. 全身の緊張→脱力(1分)
- 仰向けに寝て、大の字に広がる
- 息を吸いながら全身にグッと力を入れる(5秒)
- 息を吐きながら一気に脱力
- 3回
「力を入れてから抜く」ことで、日中の無意識の緊張が解放されます。脱力したとき体が布団に沈み込んでいく感覚、ぜひ味わってみてください。
2. ひざ抱えストレッチ(1分)
- 仰向けで右膝を両手で抱える
- 膝を胸に引き寄せて15秒
- 反対も同様
お尻と腰の筋肉をゆるめると下半身の緊張がほどけます。1日中座っていたお尻を「解放」する動きですね。
3. 股関節オープン(1分)
- 仰向けで両膝を立てる
- 両膝をゆっくり外側に倒す(足の裏同士を合わせる形)
- 30秒
股関節まわりの緊張を解放するストレッチ。リラックス感が高くて、やっている最中にうとうとする人もいますよ。
4. 壁に脚を上げる(1分)
- 壁のそばで仰向けに寝る
- 両脚を壁に立てかけてまっすぐ上に伸ばす
- 1分間そのまま
ヨガで「ヴィパリータカラニ」と呼ばれるポーズです。下半身に溜まったものを体の中心に戻します。足がだるい日に特に効きますね。
5. 4-7-8呼吸法で仕上げ(1分)
- 鼻から4秒吸う
- 7秒止める
- 口から8秒吐く
- 3回
ストレッチの最後に呼吸法で締めくくると、リラックスモードがさらに深まります。目を閉じてやると、そのまま眠りに落ちることも。呼吸法全般は 呼吸エクササイズの記事 で詳しく書いています。
睡眠環境のチェックリスト
- 寝る1時間前にスマホを置く
- 寝室を仕事スペースにしない(難しければ、PCを布で覆って「見えなくする」だけでもOK)
- 遮光カーテンやアイマスクで光を遮断
- コーヒーは寝る6時間前まで(緑茶にもカフェインが含まれます)
体をゆるめれば、脳もゆるむ
テレワーカーの睡眠の悩みは「体がOFFになれていない」ことが原因であることが多いですね。寝る前5分で体をしっかりゆるめれば、脳も自然にリラックスモードに切り替わります。
今夜から試すなら「全身の緊張→脱力」。ベッドの上で3回力を入れて抜く。それだけで体が布団に溶けていく感覚がわかるはず。











