「ベッドに入っても、体は疲れてるのに頭が冴えて眠れない。」 「朝起きたとき、全然休めた感じがしない。」
テレワーカーに睡眠の悩みが増えているのは、偶然ではありません。通勤がなくなって体を動かす量が減ると、体の「OFF」の切り替えがうまくいかなくなるんです。
今日は、寝る前5分でできるストレッチを5つお伝えします。体をゆるめて「もう寝ていいよ」のサインを送ることで、睡眠の質はぐっと変わりますよ。
テレワーカーの睡眠の質が下がる3つの理由
1. 体の疲労と脳の疲労のアンバランス
在宅勤務では体はほとんど動かさないのに、脳はフル稼働。体は疲れていないのに脳だけ興奮している状態では、なかなか眠りにつけません。
2. 仕事と生活の境界がない
「寝室で仕事をしている」場合、脳がベッドを「仕事の場所」と認識してしまい、横になっても仕事モードが抜けないことがあります。
3. 運動不足による体温リズムの乱れ
人は体温が下がるタイミングで眠くなります。日中に体を動かして体温を上げると、夜に自然と体温が下がって眠りにつきやすくなる。でも動かない日は体温変動が少なく、眠くなるきっかけが作りにくいんです。
寝る前5分の睡眠ストレッチ5選
寝る直前ではなく、入浴後〜寝る30分前がベストタイミング。リラックスした状態でベッドに入れます。
1. 全身の脱力ストレッチ(1分)
- 仰向けに寝て、両手両足を大の字に広げる
- 息を吸いながら、全身にグッと力を入れる(5秒)
- 息を吐きながら、一気に脱力する
- 3回繰り返す
「力を入れてから抜く」ことで、普段気づかない緊張ポイントがゆるみます。脱力したとき体が布団に沈み込んでいく感覚がたまらなく気持ちいい。
2. お尻ストレッチ(1分)
- 仰向けのまま、右膝を両手で抱える
- 膝を胸に引き寄せて、15秒キープ
- 反対側も同様に
お尻と腰の筋肉をゆるめると、下半身の緊張がほどけます。1日中座っていたお尻を「おつかれさま」とほぐしてあげましょう。
3. 股関節開きストレッチ(1分)
- 仰向けで両膝を立てる
- 両膝をゆっくり外側に倒す(足の裏同士を合わせる形)
- 30秒キープ
股関節まわりの緊張を解放するストレッチ。リラックス効果が高く、やっている最中にうとうとしてしまう人もいます。
4. 壁に脚を上げる(1分)
- 壁のそばで仰向けに寝る
- 両脚を壁に立てかけて、まっすぐ上に伸ばす
- 1分間そのまま
下半身に溜まったものを体の中心に戻すポーズ。ヨガでは「ヴィパリータカラニ」と呼ばれ、リラックスしやすいポーズとされています。足がだるい日に特におすすめ。
5. 4-7-8呼吸法(1分)
- 鼻から4秒かけて吸う
- 7秒間止める
- 口から8秒かけてゆっくり吐く
- 3回繰り返す
ストレッチの最後に呼吸法で締めくくると、体のリラックスモードがさらに深まります。目を閉じてやると、そのまま眠りに落ちることも。
睡眠の質を上げるための環境づくり
- 寝る1時間前にスマホを置く: ブルーライトが脳を覚醒させるのはもちろん、SNSの刺激も睡眠の敵
- 寝室を仕事スペースにしない: 難しければ、仕事のツール(PC・モニター)を布で覆って「見えなくする」だけでも効果あり
- 部屋を暗くする: わずかな光でも睡眠の質に影響。遮光カーテンやアイマスクが効果的
- 寝る前のカフェインを避ける: コーヒーは寝る6時間前まで。意外と忘れがちなのが緑茶にもカフェインが含まれていること
まとめ:体をゆるめれば、脳もゆるむ
テレワーカーの睡眠の悩みは、体が「OFF」になれていないことが原因のことが多い。寝る前の5分で体をしっかりゆるめてあげれば、脳も自然とリラックスモードに切り替わります。
今夜から試してほしいのは「全身の脱力ストレッチ」。ベッドの上でできて、力を入れて抜くだけ。3回やれば、体が布団に溶けていく感覚がわかりますよ。
エクササイズカードの「おやすみ前リラックス」コースも、就寝前のルーティンにぴったりです。
※ 本記事は一般的なセルフケア情報を提供するものであり、医療行為の代替を意図するものではありません。睡眠の問題が続く場合は専門家にご相談ください。











