「激しいことをしたわけでもないのに、夕方には体が鉛みたいに重い。」 「むしろ何もしてないのに疲れてる。なんで?」
テレワークを始めてから、こんな不思議な疲労感を感じていませんか? デスクに座って頭を使っただけなのに、全身がだるくて動く気力がない。お風呂に入るのすら面倒。そんな日が増えていませんか。
実はこの「何もしてないのにだるい」には、体の仕組みとして明確な理由があるんです。
何もしてないのにだるくなる3つの仕組み
1. 動かない体は「休憩中」にならない
直感的には「動いてないんだから体は休めているはず」と思いますよね。でも実際は違うんです。
筋肉を全く動かさない状態が長時間続くと、体は「省エネモード」に入ります。巡りが低下し、各組織への栄養供給が最小限に。でもこの状態は「リラックス」ではなく「停滞」に近いんです。エンジンをかけっぱなしでアイドリングしているようなもので、動いていないのにエネルギーはじわじわ消耗していきます。
2. 同じ姿勢による筋肉の「静的疲労」
重い荷物を持ち続けると腕が疲れますよね。同じ姿勢で座り続けるのは、全身の筋肉がその姿勢を「持ち続けている」状態です。首・肩・腰の筋肉は微弱な力で常に収縮し続けていて、これを「静的疲労」と呼びます。
運動後の「動的疲労」と違って、静的疲労は自分では疲れている実感がわきにくいのが厄介なところ。でも体はしっかり疲れているんです。
3. メンタルの疲労が体に出る
画面を見続ける、文章を考える、Web会議で気を遣う。脳が疲れると、それが体のだるさとして表れることがあります。特に「判断し続ける疲れ」(決断疲れ)は、テレワーカーに多い疲労パターンです。
だるさを抜く3つのリフレッシュ法
だるいときこそ、体を動かすのがいちばん効きます。「動くエネルギーもないよ」と思うかもしれませんが、ほんの1分動くだけで体のスイッチが切り替わりますよ。
リフレッシュ1: 全身ストレッチ(2分)
体のだるさは、筋肉の静的疲労を解放することでかなり楽になります。
- 背伸び: 両手を頭の上で組んで、思いっきり上に伸びる(10秒)
- 体側ストレッチ: 組んだ手を右に倒す(10秒)→ 左に倒す(10秒)
- 前屈: 椅子に座ったまま、上体を前に倒して脱力(15秒)
- 上体ひねり: 右にひねる(10秒)→ 左にひねる(10秒)
- 肩回し: 前に5回、後ろに5回
この順番で上から下へ全身を伸ばしていくと、2分で「体が軽くなった」感覚が得られます。
リフレッシュ2: 30秒ジャンプ & 30秒深呼吸(1分)
- その場で軽くジャンプを30秒
- 止まったら、鼻から4秒吸って口から8秒吐く深呼吸を3回
ジャンプで全身の巡りを一気に動かし、深呼吸で酸素をたっぷり取り込む。この組み合わせが、だるさを吹き飛ばすのに最も即効性があります。
リフレッシュ3: 冷水リフレッシュ + ウォーキング(2分)
- 洗面台で手首から先を20秒ほど冷水で冷やす
- そのまま家の中を1分歩く
冷水の刺激が体のリラックスモードを切り替え、ウォーキングで全身の巡りが動き出します。特に「眠くてだるい」タイプの疲労におすすめですよ。
だるさ対策の1日スケジュール
だるくなってから対処するよりも、溜めないほうがずっとラクです。
| 時間 | アクション | 目的 |
|---|---|---|
| 8:00 | 朝の5分散歩 | 体を起動 |
| 10:00 | 全身ストレッチ2分 | 午前の静的疲労をリセット |
| 12:00 | 昼食(画面から離れて) | 脳を休ませる |
| 13:00 | ジャンプ&深呼吸 | 午後のスイッチON |
| 15:00 | 冷水リフレッシュ+ウォーキング | 午後のだるさピークを撃退 |
| 18:00 | 仕事終了 → ストレッチ | 1日の静的疲労をリリース |
全部やらなくても大丈夫。自分が一番だるくなる時間帯にひとつ入れるだけでも、体の感覚は変わりますよ。
まとめ:だるいときこそ動く、が正解
在宅勤務のだるさは、動かないことによる巡りの停滞、静的疲労、脳疲労の体への表れが原因です。「疲れてるから休む」ではなく、「だるいからこそ1分だけ動く」が正解。
騙されたと思って、今すぐ椅子から立ち上がって背伸びしてみてください。10秒の背伸びだけで、さっきまでの重さが少し抜けるはずです。
体のだるさを日常的にケアするなら、エクササイズカードがおすすめ。1回5分のカードを1日2回取り入れるだけで、夕方のだるさが軽くなりますよ。
※ 本記事は一般的なセルフケア情報を提供するものであり、医療行為の代替を意図するものではありません。体の不調が続く場合は専門家にご相談ください。











