朝イチは快調。企画書もサクサク書ける。ところが昼を過ぎたあたりから、なんだか頭にモヤがかかったみたいになって、夕方にはもう文字を読むのもしんどい。結局、なんとなくダラダラ残業して、「今日、何やったっけ……」と思いながらPCを閉じる。
在宅勤務あるある、ですよね。
でもこれ、「やる気がない」とか「自分はダメだ」って話じゃないんです。1日の中での集中力の波をうまく使えていないだけ、かもしれません。
この記事では、在宅勤務で集中力を最大限に引き出すための「タイムブロック設計」を紹介します。体と脳のリズムを知って、仕事の配置と体ケアを戦略的に組み合わせる。これだけで、同じ8時間でも「今日は良い仕事できたな」って思える日が増えますよ。
タイムブロックって何?
ざっくり言うと、「1日を時間帯ごとにブロック分けして、それぞれに合ったタスクを割り当てる」時間管理術です。
「空いた時間に適当にやる」じゃなくて、「この時間帯にはこの種類の仕事をやる」と先に決めておく。すると「次、何しようかな」って迷う時間がなくなるし、集中しやすくなるんです。
ポイントは2つ。自分の集中力の波に合わせてブロックを組むこと。そしてブロックの切れ目に「体を動かすリセット時間」を挟むこと。この2つが揃うと、1日の使い方がガラッと変わります。
時間帯別に見る、あなたの脳と体のコンディション
朝(8:00〜10:00)—— ゴールデンタイム、使わないともったいない
起きてから2〜4時間。ここが1日でいちばん頭が冴えている時間帯と言われています。覚醒に関わるホルモン(コルチゾール)の分泌が朝にピークを迎えるからです。
ここでやるべきこと:
- 企画書・提案書など、頭をフル回転させる仕事
- コードを書く、設計するなどの集中思考タスク
- 大きな意思決定
やっちゃダメなこと: メール返信、Slack巡回。気持ちはわかります。「まずは受信トレイを片づけてから」って思いますよね。でもそれ、ゴールデンタイムの無駄づかい。朝イチでやるのはもったいないです。
朝の体ケア: 仕事前に、アソビスイッチの「全身」カテゴリから1枚引いてみて。朝は体が寝起きでカチカチなので、軽く全身を目覚めさせる動きがちょうどいい。2分で体にスイッチが入ります。
午前(10:00〜12:00)—— まだ行ける、でも油断禁物
ゴールデンタイムの余韻で、引き続き集中タスクに取り組めます。ただ、10時を過ぎたあたりから、座りっぱなしのツケがじわじわ出始める時間帯でもあります。
ここでやるべきこと:
- 朝に着手した重要タスクの続き
- 資料の読み込み、データ分析
- 1on1ミーティング(午前中の方が建設的な話ができる)
10:00ごろの体ケア: 2時間座り続けたら、一度リセット。アソビスイッチの「肩・首ケア」カテゴリから1枚。肩すくめドロップや首ゆらしストレッチで、上半身のこわばりをほぐしましょう。30秒でOK。これだけで午前の後半が楽になりますよ。
昼(12:00〜13:00)—— ここは「攻め」より「回復」
ランチ後は、あの「食後の眠気」がやってきます。血糖値の変動や体内時計(サーカディアンリズム)の影響だと言われていますが、要するに「体が休みたがっている」時間帯。
この時間の過ごし方:
- ランチはデスク以外の場所で。場所を変えるだけで脳がリセットされます
- 食後に5分でいいから立って軽く動く
- もし可能なら10〜20分の仮眠(パワーナップ)。午後のパフォーマンスが本当に変わると言われています
昼の体ケア: 食後すぐに激しく動くのはナシとして、「巡りケア」カテゴリのカードがぴったり。足首回しやふくらはぎのポンプ運動で、食後のどんより感をやさしく流してあげましょう。
午後(13:00〜16:00)—— 波乗りの時間
午後は集中力の波が大きくなる時間帯。14時ごろにドーンと谷が来て、15時ごろにちょっと回復して、16時に向けてまた下がっていく。
この波を「なくそう」とするから辛くなる。コツは「乗りこなす」こと。波の低いところには軽い作業を、高いところに頭を使う作業を配置するだけでOKです。
13:00〜14:00(眠気の谷間):
- メール返信、データ入力、ルーチンワーク。頭をあまり使わなくてよい作業を
- 間違っても、ここで重要な判断はしない
14:00〜15:00(ちょっと回復ゾーン):
- チームミーティング、ブレスト。人と話すと目が覚めます
- レビュー作業
15:00〜16:00(午後の第二波):
- 午前に始めた仕事の仕上げ
- 翌日の準備・計画
午後の体ケア: 14時が最大の山場。ここでアソビスイッチの「リフレッシュ」コースを挟みましょう。立ち上がって全身を使うカード(スクワット系、全身伸ばし系)で、止まっていた体にカツを入れる。15時にもう1枚、「目・頭」カテゴリで画面疲れをほぐすのもおすすめです。
夕方(16:00〜18:00)—— 「締め」の時間
正直、集中力はもう下り坂。ここで「もうひと踏ん張り!」って気合を入れたくなりますが、無理に集中しようとするより、「締めに向いた仕事」を配置する方が結果的に生産的です。
ここでやるべきこと:
- 今日の振り返りと進捗メモ
- 明日のタスクリスト作成(これ、翌朝のゴールデンタイムを守るためにめちゃくちゃ大事)
- チャット返信、日報など軽めのコミュニケーション
- 業界記事を読むなどのインプット
夕方の体ケア: 1日の締めくくりに「腰・骨盤ケア」カテゴリから1枚。長時間座って縮こまった腰まわりをほぐして、仕事モードにさよなら。骨盤ゆらしや腰ひねりストレッチで、体に「おつかれ、今日は終わり!」の合図を送ってあげてください。
まるっと見せます、モデルスケジュール
| 時間 | やること | 体ケア |
|---|---|---|
| 8:00 | 仕事前のウォームアップ | 全身カード1枚(2分) |
| 8:05〜10:00 | 集中タスク(企画・設計・執筆) | -- |
| 10:00 | ミニブレイク | 肩・首カード1枚(30秒) |
| 10:05〜12:00 | 重要タスク続き / ミーティング | -- |
| 12:00〜13:00 | ランチ+回復タイム | 巡りケアカード1枚(1分) |
| 13:00〜14:00 | 軽めの作業 / メール返信 | -- |
| 14:00 | リフレッシュタイム | リフレッシュコース(3分) |
| 14:05〜15:00 | ミーティング / レビュー | -- |
| 15:00 | ミニブレイク | 目・頭カード1枚(30秒) |
| 15:05〜16:00 | 仕事の仕上げ | -- |
| 16:00〜17:00 | 振り返り・翌日準備 | -- |
| 17:00 | クロージング体ケア | 腰・骨盤カード1枚(1分) |
体ケアの合計、1日たったの8分。それだけで、集中力の谷が浅くなって、1日の安定感が変わってきます。「体ケア8分のためにスケジュール組むの?」って思うかもしれませんが、逆です。8分の体ケアが、残りの7時間52分の質を上げてくれるんです。
うまくいく人がやっている3つのコツ
1. 前日の夜に翌日のブロックを決めておく 朝起きてから「今日何やろう」って考えるのは、貴重なゴールデンタイムの無駄づかい。前日の終業時に、明日のブロック配置を5分で決めておく。これだけで翌朝の立ち上がりが段違いです。
2. ブロックの切れ目に「体を動かす儀式」を入れる ブロックが切り替わるタイミングで、30秒だけ体を動かす。これが「移行儀式」です。脳に「次のモードに入るよ」って合図を送る役割があります。アソビスイッチのカードを1枚引くのを、この切り替えスイッチにしてしまうのがいちばん手軽。名前の通り、まさに「スイッチ」です。
3. 崩れても、気にしない 急なミーティングが入る。想定外の作業が降ってくる。在宅勤務の日常ですよね。ブロックが崩れても、次のブロックからまた始めればOK。体ケアも「やらなきゃ」じゃなくて「やると気持ちいいからやる」くらいのスタンスで。ゆるくていいんです。
まとめ
在宅勤務の集中力は、気合いでどうにかするものじゃありません。
1日の中の集中力の波を知って、波に合った仕事を配置して、要所で体を動かしてリセットする。このサイクルが回り始めると、同じ8時間なのに「今日はいい仕事できたな」って思える日がじわじわ増えていきます。
まずは明日の朝、仕事を始める前にカードを1枚引くところから。そこが、あなたのタイムブロック設計の1ブロック目です。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。記載のエクササイズはすべての方に適合するものではなく、個人差があります。体に痛みや違和感がある場合、または既往症がある場合は、事前に医師や専門家にご相談のうえ実施してください。本記事の内容は医療行為・医学的アドバイスを提供するものではありません。









